肩こりと筋肉について

ほのぼの堂

2013年05月23日 18:33

今回は、肩こりと筋肉について述べていきます。

まず、筋肉(筋)とは、大きく分けて3つに分類されています。

最初に、骨格に付着して動かしたり支えたりしている骨格筋。








次に、心臓の壁の中心として、それの収縮・拡張のポンプ機能を担っている心筋。

最後に、心臓を除く内臓や血管の壁をなす平滑筋があります。

一般的に、筋肉というと骨格筋のことを指すことが多いのではないでしょうか。今回は、この骨格筋と肩こりについて記していきます。

では、主にどの筋肉が肩こりに影響を及ぼしているかを検討するため頚肩部の筋肉を記していきます。

最初に後頭部から鎖骨や肩甲骨の端(腕に近い部分)と、背骨から肩甲骨の内側の間にある僧帽筋。

次に後頭部から肩甲骨の内側にある肩甲挙筋。

そして、背骨に沿って張っている脊柱起立筋。

最後に、背骨と肩甲骨をつないでいる筋肉である菱形筋…etc


など挙げるときりが無いです。

上記の筋肉を下に示しました。





これらの筋肉が硬くなる原因として、好ましくない姿勢の保持、冷え、眼精疲労、体型、ストレスなど外的・内的な要因が積み重なって筋肉が緊張しているケースが見られます。

次回は、で示した要因が何故、肩こりに繫がるのかを記していきます。

第1回 日本の肩こりについて


第2回 肩こりの原因について


参考資料
伊藤一郎,2009 基本 人体解剖図 金園社.
竹田津文敏,2009 基礎からわかる解剖学 ナツメ社.
伊藤和憲,2012 痛み・鎮痛の基本としくみ 秀和システム
東洋医学研究所,2010 整体.

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